2008年9月3日水曜日
思いつくままに・・・流されるままに・・・
ゴジラ「なあ・・・ちょっといいか?」
珍しく神妙な面持ちのゴジラに、少し戸惑いを感じた僕。
な、なんだよ。 改まって・・・・心配事か?
ゴジラ「ほら、昨日話しただろ? 俺に対する女の子たちの反応が酷いって・・・。 なあ・・俺ってそんなに変か?」
いや・・・変ってわけじゃないと思うよ。 ゴジラは見た目怖いイメージあるからね。
ゴジラ「俺・・・小学生には人気あるんだけど・・・若い女の子には何故か嫌われるんだ(泣) 俺って滅多に女の子を虐めたりしねぇんだが・・・。 やっぱり覆面は必要かなぁ?」
ダメだよ・・・その身体で覆面被ったら、もっと弄られるぞ。 女の子は集団になっていろいろ言うのが好きなだけなんだって。
ゴジラ「そうかなぁ?・・・もっとカッコイイ格好をしたらどうかな? 革ジャン着てグラサン掛けて・・・。」
(笑)どうだろう・・・。 なんだよ、お前、モテたいのか?
ゴジラ「そりゃモテたいさ。 こんなに有名なのに、電車に乗っても誰も近寄って来ないなんて悲しくないか?」
それはお前がどうのってことじゃなくて、図体デカいし、尻尾振り回すから近寄れないんだろ? 僕も時々危ねぇ!って思うもん。
ゴジラ「やっぱりネックは尻尾か・・・。 遊園地の着ぐるみだと思ってくれればいいのに・・・。」
そうだな・・・お前に寄ってくるのは、怪獣か怪獣マニアくらいだからな。
ゴジラ「それはそれで嬉しいんだけど・・・女の子にも”キャー!ゴジラよ!カッコイイ!”って言われたいじゃん。」
怪獣だからな・・・元々女の子とは合わないと思うよ。 今の女の子はイケメンで優しい男が好きだからさ。
ゴジラ「だけどガメラは人気あるよ。 ガメラって何かを背負っているみたいで哀愁があるわぁ・・・って女の子が言ってた。」
なんだそれ・・・背負ってるのは甲羅だろ! でも基本的に暴れたりしないから、好感度は高いかもしれないな。
ゴジラ「モスラもだよ。 双子の妖精が歌う唄は、大人気だし・・・呼ばれて来るなんて羨ましいよ。 俺なんて呼ばれなくても来ちゃうから。」
モスラっていう響きがいいね。 モスラも双子の妖精(小美人)を取り上げなければ、凄くおとなしいんだ。 お前は暴れるからなぁ・・。
ゴジラ「ミニラなんかすげーんだぜ。 あの愛嬌のある顔がカワイイーーって、女の子に言われてる。」
確かに・・・ミニラは怪獣というよりどこか人間みたいで怖さがないね。 あの笑ってるような顔を向けられると、母性本能を擽られるんじゃないか?
ゴジラ「ああ、母性本能か・・・・なるほど。 それがポイントだな。 俺にもどこか母性本能を擽るようなとこないか?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・ない。
ゴジラ「なんだよ! そんなにはっきり断定することないだろ? 俺の顔も初めはそんなに怖くなかったんだよ。 これでも結構ナイスガイな風貌だったんだ。」
どこがナイスガイだ(汗)・・・・お前のはナイス外だろ。
ゴジラ「失礼なヤツだな。 実際怖いだけのゴジラじゃなかったんだぞ。 ファンサービスに”シェーー”もやったことある。」
バカだなぁ。 そんなことするから女性ファンがいなくなるんだよ。 子供にはウケたかもしれんが・・。
ゴジラ「あーあ・・難しいよ。 女の子が好む怪獣ってどんなのか分からない。 キモカワって言葉があるくらいだから、コワカワってのもアリじゃないのか?」
お前の場合、コワキモだろ(笑)
ゴジラ「おい! それじゃ取るとこないじゃん(泣)」
まあ、気長に待ってればそのうちゴジラ好きの女の子だって現れるさ。
ゴジラ「ホントか? 絶対だな。」
ああ。 あの浮腫んだ太ももがイイとか、背中の突起で自分の背中を掻いて欲しいとか、その射殺すような目がステキとか、歯並びの悪い口が好きとか、その尻尾を鉄棒に巻きつけてみたいとか、触ったら擦り傷だらけになりそうな肌に頬擦りしたいなんて言ってくれる娘がいるかもしれんぞ。
ゴジラ「・・・・・・・・・・・お前、バカにしてないか?」
してない、してない。 そういうお前のすべてを理解してくれる娘って意味だよ。
ゴジラ「そうかぁ・・・でもそんな娘いるかな?」
・・・たぶん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いない。
ゴジラ「・・・・・・・・・・・・・・・・・(怒)」
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