2008年9月11日木曜日

案ずるより思いつきが易し

(意:あれこれ考えるより思いつきで書け)

ゴジラ「俺ってさ、これでもいろいろ気にするんだよ。 お前に迷惑掛けてるなぁって・・。」
なんだよ、急に。 そうやって言うほど、気にしてないくせに。
ゴジラ「そんなことないよ。 お前に300円しか持ってないくせに・・なんて言われると、やっぱ気になるんだよ。」
それは・・・事実だからしょうがないだろ?
ゴジラ「だからさ、バイトでもしようかと思うんだ。」
へぇー・・、何? 怪獣ショーとかに出演するの?
ゴジラ「怪獣ショーもいいんだけど、最近は怪獣って脇役ばっかなんだよな。 何とか戦隊の敵とか、ウルトラマンショーのやられ役とかだし・・。」
最近だけじゃないだろ? 怪獣ってのはそういうもんだよ。
ゴジラ「俺は違うよ。 それに少なくともガメラやモスラは、映画じゃ主役張ってたもん。 やられ役ってどうもしっくりこねぇんだ。」
まあ、それはバイトだと思って割り切らないとな。
ゴジラ「それでさ、この前そういうバイトをやった時に俺怒られたんだ。 ショーの責任者がさ、本物連れてきちゃダメだろ!って・・ 子供が怖がるって。」
アハハ・・・そうだな、お前が暴れると子供だけじゃなく、大人も怖がると思うぞ。
ゴジラ「俺だってショーなんだからさ、そんなに本気になって戦ったりしないよ。 うわあぁぁ・・・って叫びながら倒れればいいんだろ?」
わっかんねぇぞ。 お前ならチョップを少し受けたくらいで、火を吹く可能性がある。
ゴジラ「火なんて吹かないよ。 ・・・ただ・・・倒れる時に弾みで尻尾が当たっちまって、出演者が全員伸びちまったことがある。」
こ、怖ぇーー・・・。 お前・・・限度を知らんのか?
ゴジラ「わざとじゃないよ。 たまたまなんだ。 のたうち回った方が迫力あるかと思ってさ・・・サービス精神旺盛だから、俺。」
えらい迷惑なサービスだな・・・(汗)
ゴジラ「そういうこともあって、他に普通のバイトを探そうと思うんだ。 ねぇ、引っ越し屋なんてどうかな? 俺力持ちだし・・。」
ああ・・・いいかもな。 でも大丈夫なのか? 大事な預かりもんを運ぶんだぞ。 気をつけねぇと・・。
ゴジラ「あああああ・・・ダメかも・・。 俺に合うユニフォームが無いかもしれない。」
そっちかよ(汗) でもまあ・・・大概お揃いのユニフォーム着てるもんな。 上着があっても、さすがに尻尾穴の付いたズボンは無いだろう。
ゴジラ「コンビニにも問い合わせしてみたことがあるんだけど、下半身スッポンポンはちょっとねぇ・・・って敬遠されちゃって。」
確かに、コンビニのユニフォームは上着だけだけど、ズボンは自前で用意しないといけないもんな。
ゴジラ「それで考えたんだけど・・・ウェイトレスってどうかな?」
えええええええ? ウェイターじゃなくて、ウェイトレス???
ゴジラ「ウェイトレスのユニフォームって下がスカートだろ? あれなら尻尾を気にしなくていいんじゃないか?」
ギャハハハ・・・・お前・・・メイド服でも着るつもりか? 気持ち悪りぃな・・。 バイト先をユニフォームで探すなよ。
しかし、なんで接客業ばっかなんだよ。 お前には工事現場の方が似合ってるぞ。
ゴジラ「ええええ? ガメラもモスラも接客業のバイトしてるぞ。 ガメラはカメラ屋の受付で、モスラはバーガーショップで働いてる。 ミニラは幼稚園でバイトするらしい。」
なんかダジャレっぽい選択だな・・・(汗) だけどそれはお前みたいに暴れないからだよ。 それに宇宙人も工事現場で働いてるそうじゃないか。 CMで見たぞ。
ゴジラ「ああ、俺も見た。 あいつスゲェよな。 いろんなバイトやってるみたいだ。」
そうそう、何事も経験だぞ。 今どき楽な仕事はないと思えよ。


ゴジラ「ああ・・・怪獣図鑑のモデルの仕事ってないかなぁ・・。 怪獣博物館の入り口で客寄せの仕事でもいい。」
お前・・・絶対楽して稼ごうと思ってるだろ・・・。
ゴジラ「怪獣ゲーム博覧会のコンパニオンってどうかな?」
・・・おい・・・・・・・・・・・・・・全然、現実味ないぞ・・。


ゴジラ「でもやっぱこれだな・・・今までどおりお前んちで家事手伝い。」

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
・・・・・・・・・僕にバイト代を払えと?(怒)



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